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CEFRとTutorial Englishのプログラム評価について

2018/11/14

昨今のニュースで報道されているように、2020年度の大学入試改訂ではTOEFL iBTやIELTSなど英語の外部テストが利用されることが決定しました。外部テストはすべてCEFR(Common European Framework of Reference for Language)のレベルと対応をしています。CEFRとは「その言語を使って何ができるか」を測る国際的な尺度で、ほぼすべてのものを容易に理解できるC2レベルから、簡単な自己紹介ができる初心者レベルのA1レベルまで、6レベルに分かれています。CEFRは多言語が行き交うヨーロッパでどの言語でどのくらいの語学力があるか共通して図る物差しです。「私はイタリア語が母語で、英語がC2、フランス語はB1、ドイツ語はA2です」というと、それぞれの言語がどの程度使えるのか伝えることができます。

General Tutorial English ※(以下GTE)はチューター1名につき履修者最大4名の、英語コミュニケーション能力の向上を目的とした早稲田大学オリジナルの語学科目です。 現在早稲田大学の7学部1学科で必修科目として提供されています。GTEはCEFRに準拠しているものの、開講されてから15年以上がたち、現在は開発当時と学生のレベルが変わっている可能性があります。そこで2021年度に向けて、CEFRのレベル設定を見直す必要があるかを検討するため、イギリスのUniversity of Bedfordshire の付属機関でありCEFRの研究で有名なCenter for Research in English Language Learning and Assessment(以下CRELLA)と共同で評価を実施しました。

  2017年夏より、語学教育部のスタッフはCEFRの理解を深めるためにCRELLAから出された課題を行い、評価に必要な資料の作成や各レベルのビデオ撮影等の準備を行いました。それをもとに、早稲田大学の教員2名と語学教育部から7名のスタッフは2018年2月末に現地で行われたワークショップに参加しました。

  現地では、CRELLAの研究者4名とイギリスの教育機関に所属する3名の教員とともに教材の内容やGTEのビデオから、CEFRのレベルについて様々な議論を重ねました。

  2020年度の大学入試改訂後に入学する学生は、入学時点で既に高いスピーキング能力を有している可能性があります。今後、ワークショップで議論したことや、CRELLAの報告書をもとにレベル、テキストや成績評価方法などについてプログラム改善を進めていく予定です。

※Tutorial Englishについて詳細はこちら↓
https://www.w-as.jp/staff-blog/the-fewer-the-better/
CRELLAでのワークショップ参加者の集合写真


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