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コロナ禍における中央図書館ラーニング・コモンズ

2021/06/16

学術リテラシー事業部図書館チームの稲葉です。
前回の記事では、図書館におけるラーニング・コモンズについて紹介しました。ラーニング・コモンズとは、大学が目指す問題発見・解決型教育を実現・支援するための空間のこと。WASが業務を受託する早稲田大学中央図書館でも、コモンズはいつも多くの学生に利用される人気の場所のひとつでした。しかし、残念ながらコロナ禍の影響により、2020年3月以降、発話やグループ利用を伴う従来のコモンズの運用はできなくなってしまいました。

自由な発話もできないコロナ禍の現状、コモンズを利用する学生の様子を見ると・・・
 

パソコンでオンライン授業の画面を開き、集中して受講する姿がこんなにも。そしてその手元には一様にたくさんの資料。図書館コモンズの、他の学内コモンズとの大きな違いは、図書館が所蔵する資料を使った調査や学習が可能ということです。
その意義を活かし、今は「図書館資料を活用しながら、静かに集中してオンライン授業を受講する場」として、コモンズが利用されています。コロナ前のようにグループで議論を交わすことはできませんが、他の閲覧席と比べて気兼ねなく、居心地よく使えるコモンズでは、授業の受講以外にも学生たちが集中して学習に打ち込んでいる様子が見られます。

時節に合った形でコモンズを活用する学生の姿を見るにつけ、図書館の在り方は利用者のニーズに伴って日々変容するものと実感します。
今後は、ポストコロナにおけるコモンズの在り方、ひいては図書館そのものの方向性を、考えていかなければなりません。利用者の図書館へのニーズをどう把握し、またどのようにサービスに反映させていくのか、図書館で働く私たちスタッフが取り組まなければならない大きな課題です。

その検討の一助とするため、早稲田大学図書館と協働して、館内利用実態を把握するための各種利用者調査を実施しています。現場のサービスで日々感じることだけでなく、調査によって定量的に館内利用の実態と変化を把握することを通じて、大学図書館と利用者の双方にとって最適な環境をご提案し、実現していくことが、私たちWASの使命と考えています。

大学の心臓とも称される図書館。これからもスタッフ一同、知恵を結集して、利用者のために開かれた望ましい在り方を目指して、業務にあたっていきたいと思います。

図書館チーム 稲葉

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