続々開講中!edX講座で大学の国際化を支援
コンテンツ企画チームの中村です。
今回は、私が担当しているedXコース制作支援についてご紹介します。
早稲田大学アカデミックソリューションは、2015年から世界的に有名なオンライン教育プラットフォーム(MOOCs :Massive Open Online Courses)の一つである「edX」にて、早稲田大学の講座のコースアウトラインの設計から講義動画制作、LMSの設定、講座運用までをトータルで支援しており、これまで合計6講座の開講をサポートしてきました。

続々新規講座が開講しています!
2019年は2月に理工学術院 基幹理工学部の木村啓二教授による「IoT System Design: Software and Hardware Integration」、3月には同総合研究所の鄭顕志准教授による「IoT System Architecture: Design and Evaluation」の2講座の開講をサポートしました。
これらの講座ではこれまで開講した講座のスタイルから大きく変わり、各講師の講義内容をプロのネイティブナレーターが別収録するというスタイルで、効率的に、かつ質の高い講座を目指しました。IoTを取り入れた事業を進める企業が増えている世界的なトレンドもあり、受講者も堅調に増えています。


世界中から受講生が集まります
edXの講座には様々な国から受講生が集まります。例えば「IoT System Design Software and Hardware Integration」では、インドからの受講者が全体の20%、アメリカ合衆国が10%他はインドネシア、カナダ、ドイツと続きます。
そのため、もちろん講座は全て英語で提供されます。日本語で実施された講義をもとにedXの講座を制作する場合、講義スクリプトを単純に英語に翻訳した場合、文化を共有している日本人には伝わっても様々な文化背景を持つ海外からの受講生には伝わらない場合があります。そのため、翻訳された英語を何度もブラッシュアップし、誰にでもわかりやすい講義にしていくという苦労もあります。
世界中の優秀な学生を獲得するチャンスも!
先日、現在開講中の「Cosmic Rays, Dark Matter, and the Mysteries of the Universe」(理工学術院理工学研究所鳥居教授)を受講したインドの学生から、「早稲田大学の入学に興味があるので情報が欲しい」といった問い合わせがあったそうです。
これまで大学の名前も知らなかった学生が、edXで開講されている講座を受講することで、早稲田大学に興味を持ってくれる良いきっかけになったと関係者一同喜んでいます。
今後も大学と連携して、世界の受講者に質の高いコースを提供できるように、コンテンツ制作と運用支援を行っていきます。
▼ 導入事例:edX講座「にほんご」講義動画制作および運用支援
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