12月12日（火）、13日（水）の２日間にわたり、第６回「 2023年度　大学業務ソリューションセミナー」を開催いたしました。
昨年に続き、当社 大隈スクエアビル会場（オンサイト：来場）とオンライン配信のハイフレックスによる開催となり大学運営、大学業務に関わるさまざまテーマについて6つの大学の皆様にご登壇いただき、延べ約700名近くの大学教職員のみなさまにご参加いただきました。
厚く御礼申し上げます。

12月12日（火）大学業務ソリューションセミナー

第一日目のトップバッターは、一橋大学　ソーシャル・データサイエンス学部・研究科事務室 総務係長／東京大学教育学研究員の木村弘志様。「大学職員の仕事の観方－具体と抽象を往還するために」をテーマに大学職員のジレンマをお話頂きました。
次に、拓殖大学国際部長の佐伯孝夫様には、「外国人留学生受け入れに関する本学の取り組み」をお話頂きました。歴史的に見た拓殖大学と海外との交流や、現在の活動はまさに温故知新でした。
午後のセッションでは、九州大学　インスティテューショナル・リサーチ室　学術推進専門員の森木 銀河 様に「大学業務における生成AI利用の体系」を非常にわかりやすくお話いただき、生成AIの利用のハードルをさげ、今後の大学業務の可能性を示唆頂きました。

12月13日（水）大学業務ソリューションセミナー

2日目は、福岡工業大学 経営企画課　課長　長谷川 太郎 様から開始いたしました。
「14年連続志願者増加を果たした福岡工業大学のマネジメント改革について」お話頂きましたが、格付けの導入やマネジメント手法が大学の域を超えた取り組みで、非常に参考になりました。
次の岡山理科大学 生命科学部　教授／副学長（研究・社会連携担当）南 善子 様からは「岡山理科大学の研究力を軸とした社会貢献への取り組み」と題し、地域と一体化した取り組みをご紹介いただきました。
午後のセッションでは、立命館大学　グローバル教養学部 事務長補佐　アカデミック・アドバイジング・ディレクターの島田 敬久 様には、「立命館大学グローバル教養学部におけるアカデミック・アドバイジング制度とアドバイジング人材育成」についてお話いただきました。職員が主体的に学生へのアドバイジングを組織的に行っている事例は、今後の学生指導の在り方の新しい形を知る機会を頂きました。

大学間ランチ交流会

ランチ交流会では、他大学から参加する方々が、よりフラットにお話し、色々なディスカッションが行われており、互いに自大学の発展に役立つ・貢献できる情報交換をされており、オンラインではなしえない交流・ネットワークづくりに貢献できていると実感いたしました。

また、来年度も実施予定です。皆様のご参加をお待ちしております！！

アーカイブ動画の公開

『2023年度 大学業務ソリューションセミナー』のアーカイブ動画を公開いたしました。
講演を見逃された方や、もう一度内容を振り返りたい方はぜひご活用ください。

◆視聴方法◆
・当社ウェブサイトの専用ページにてご覧いただけます。
・以下のリンクよりアクセスしてください。