元留学生、新卒OJTで受入留学チームへ!1ヶ月の発見と学び
皆様、こんにちは。今年の春に新卒として入社いたしました、早稲田大学法学部卒のCです。大学時代は中国からの留学生として、日本の文化や教育に触れる貴重な経験をさせていただきました。この度、OJT(On-the-Job Training)で「受入留学チーム」に配属され、私自身がかつて経験した「留学」をサポートする側として、新たな一歩を踏み出しました。元留学生という自身の経験を活かし、チームの一員として貢献できるよう日々励んでおります。
受入留学チームとは
そもそも、「受入留学チーム」は何をしているところでしょう?一言でいうと、外国の学生や研究者が早稲田大学で勉強・研究を行うための「受入支援」を行っています。出願から渡日後のオリエンテーションまでの支援が中心で、個人情報を含む膨大なデータを扱うため、日々セキュリティ対策や業務の自動化・効率化を心がけています。
同じものを違う窓から見る
OJT開始から1ヶ月、特に印象的だったのは「COE (Certificate of Eligibility) 業務」注1です。留学生として来日した際、私自身もCOEの申請を経験しましたが、当時はただ「日本で学ぶために必要な書類」という認識でした。しかし、受入留学チームの一員としてこの業務に携わってみて、その複雑さと重要性を改めて痛感しました。
COEの書類準備には、留学生一人ひとりの状況に合わせた膨大な書類の確認、不備のある学生との綿密なやり取り、そして何よりも留学生が滞りなく日本に来られるようにという強い責任感が求められます。同じ「COE申請書類」と言っても、留学生として「提出する側」と、チームの一員として「受け取る側」では、全く異なる視点で見えることが分かりました。この経験を通して、留学サポート業務の奥深さを知るとともに、留学生の来日を支える責任の重さを強く感じました。
※注1:COE(在留資格認定証明書)とは、外国人が日本に中長期滞在するために必要な在留資格を事前に法務省が認定した証明書です。

同じ窓から違う世界と出会う
受入留学チームでは、地道な事務作業に加えて、さまざまなイベントの運営業務も担当しており、視野を広げるチャンスがたくさんあります。
私が最初に関わったのは、世界各国から約200名の大学生が集まり、早稲田大学のキャンパスで夏の6週間を過ごす短期プログラム「Waseda Summer Session」でした。プログラムのはじまりを支えるオリエンテーション対応を担当し、にぎやかで国際色豊かな雰囲気のなか、貴重な経験を積むことができました。また、受入留学チームでは英語力を生かして他チームの業務ヘルプにも積極的に参加しています。その一環として、大学内で開催された国際学会の会場運営にも携わりました。
英語が飛び交う現場では、全員が海外経験を持つチームメンバーたちのプロフェッショナル意識とホスピタリティが光っていました。
プロフェッショナルたちの背中を見て
「○○さん、質問してもいいですか?」
どんな時も丁寧に確認し合いながら、お互いに助け合うチーム内のコミュニケーションや、業務を委託していただいている早稲田大学の職員の方々との協働は、日々の業務を円滑に進めるうえで欠かせないものであると実感しています。
手に渡された学生証の一枚、ふと目に留まったイベントのポスター――そんな何気ないもの一つひとつも、今振り返ってみると、早稲田大学での留学生活の舞台裏には、日々多くのプロフェッショナルの方々の支えがあったことに気づかされます。
在学中に得た感動や楽しさを、これからは自分の手で次の世代の留学生たちにも届けられるよう、これからも努力していきたいと思います。

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