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ルンド大学からの短期留学プログラム受入をサポートしました

2023/02/28

学術リテラシー事業部受入留学チームです。
私たちのチームの主な業務は、海外協定校から早稲田大学に来る交換留学生の受入支援ですが、今日はメイン業務からちょっと離れて、短期留学プログラム(短プロ)の受入についてお話したいと思います。
年間900名にのぼる留学生を受け入れる交換留学プログラムの運営のほかにも、件数は多くありませんが、協定校からのリクエストに応じた少人数、短期間の留学プログラムの受入支援も行っております。規模は小さいながら、協定校や学生と密接に連絡を取りながら運営をサポートする、留学生受入のエッセンスの詰まった業務です。今回は、今年1~2月にかけて実施したスウェーデンのルンド大学の短プロ受入についてご紹介します。

修士学生のフィールドワークを中心にしたプログラム

 

早稲田大学では2004年から毎年、スウェーデンの協定校であるルンド大学の東アジア・東南アジア研究センターから数名の修士課程の学生を約5週間受入れる短期留学プログラムを実施しています。2020、2021年度は新型コロナウィルス感染症の拡大により中止となりましたが、昨年海外から日本への新規入国制限が緩和されたことを受けて、今年1月、3年ぶりに開催が実現しました。

このプログラムでは授業はありませんが、参加学生は早稲田大学の指導教員の指導を受けながら、修士論文執筆のためのフィールドワークや文献調査を行います。今年の参加者は出身国の異なる4人で、中には日本への留学経験があり日本語が堪能な学生もいました。研究テーマは現代日本の社会現象、文化・表象、ビジネスなど様々です。

私たちの業務は主に、協定校担当者との連絡、プログラム開始時のオリエンテーション及び終了時のフェアウェルイベントの開催支援、プログラム中の学生サポートです。
実施の約4か月前頃から協定校担当者とメールで連絡をとり、参加予定学生の確認、研究テーマ等学生情報の収集、スケジュール調整を行います。収集した情報をもとに、学生の学内でのネットワークや図書館の利用手続き、イベントや学生指導の会場予約、食事の手配、必要に応じて宿舎の紹介やビザ取得支援も行います。またプログラム中、学生から研究活動や日本での生活について相談があればサポートを行います。

日本に来ないと得られない学び、そして経験をサポート

 

プログラム期間中は関係者が集まるイベントがないため、初日のオリエンテーションと最終日の報告会は、学生と教員、スタッフが一堂に会する貴重な機会となりました。両日とも感染予防に留意しながら昼食会をもち、参加者同士交流を深める場としていただきました。また最終日には日本の「表彰状授与」のスタイルでプログラム修了書が一人ひとりに手渡され、盛り上がりました。

参加した学生からは、図書館のリソースや学習スペースを利用できたことや、週1回の担当教員との面談でリサーチの進捗状況を確認したり、メールや公式な書類の日本語をチェックしてもらえたことが非常によかったとの感想がありました。担当教員を通じて学生や学外の方などインタビュー等リサーチの協力者を紹介してもらえたことも、研究を進めるうえで大きな助けになったとのことです。

長らく入国制限により実現できなかった短期留学プログラムが再開し、参加者が短いながら充実した時間を日本で過ごされたという手ごたえを、皆さんのいきいきとした表情から感じることができました。

普段は主に書類とメールを通して海外からの留学生をサポートしている当チームスタッフにとっても、短プロの受入は学生と直に接し、私たちのサポートが学生の学びを支えていると実感できる貴重な機会でした。これからも様々な短期留学プログラムの受入を支援する機会があることを願っています!

 

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