メキシコ・企業経営者、および二代目後継者向けセミナーのご紹介
2025年10月14日(火)・15日(水)の2日間にわたり、メキシコからの企業経営者と後継者を対象に実施したセミナーの主な内容は以下の通りです。
本セッションでは、日本企業の経営課題であるリーダーシップ欠如、組織の官僚化・硬直化、意思決定の遅滞、イノベーションの本質について議論しました。
ケース比較では、富士フイルムとコダック両社の明暗を分けた要因を分析。富士フイルムは、強力なリーダーシップによる長期戦略と差別化された多角化、そして潤沢な資金を背景とした有効なM&A戦略を勝因に挙げました。対してコダックは、既存事業への固執や短期志向、官僚的な組織風土が破綻を招いたと指摘しました。また、これらに関連する国内事例として、ソニーの復活、ファーストリテイリングの野菜事業、日立製作所の変革を取り上げ、受講者とともに理解を深めました。
本セッションでは、日本におけるファミリー企業の事業承継と戦略転換について議論しました。ファミリー企業はFortune 500の37%を占めるなど、世界的に見ても極めて重要な存在です。
講義では、所有と経営の一致による「迅速な意思決定」や、非経済的価値(社会的情緒資産:SEW)を重視する「長期志向」といったファミリー企業特有の強みが紹介されました。一方で、不況下での設備投資には強いものの、リスク回避傾向からR&D集約型産業への進出や多角化には消極的になりやすい側面も指摘されました。持続的な変革を実現するためには、企業理念の浸透と多角的な視点による戦略の再検討が不可欠であるとの結論が示されました。
講義終了後には参加者から多くの質問が寄せられ、講師による丁寧な回答と活発な意見交換が行われました。メキシコからの参加者の皆様にとって、自社の将来を見据えるための刺激に満ちた、非常に実り多い研修となりました。

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