職員の「国際対応力」を強化する異文化コミュニケーション研修を実施~愛知県公立大学法人様の事例~
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本研修は、大学職員向けに異文化コミュニケーションの基礎知識と「文化背景の異なる人と効果的なコミュニケーションをとるため実践できること3つ」を持ち帰ることをゴールとして設計されました。
研修では、ハイ/ローコンテクスト文化の違い 、非言語コミュニケーションといった理論のインプットに加え、実践的な理解を深めるために、クレームの伝達例、曖昧な日本語表現を明確にするためのトレーニング、異文化間の「常識」の違いを体感するシミュレーションなど、多様なワークを組み込みました。
グローバル化を推進する大学運営において、外国人教員や留学生との接点は日常的に増加しています。愛知県公立大学法人様では大学がある地域社会にも海外にルーツをもつ人が多いため、大学としても地域の課題にとりくむべく、多様な文化背景を持つ方々と接する際の心構えと実践スキルを職員に身に付けさせたいというご要望をいただきました。
日本人が慣れ親しんだ「察する」文化でのコミュニケーションは、多くの場合、異なる文化背景を持つ相手との間で誤解やトラブルを生む原因となります。職員が大学や地域において自信を持って円滑な業務遂行をするため、「直接的」「はっきり」「簡潔」に伝える実践的なスキルの習得が求められます。
本研修は、知識の伝達に留まらず、参加者自らが「異文化コミュニケーションの難しさ」を体感し、自己の意識を改善できるワークショップ形式です。ディスカッションや体を動かすことで和やかな雰囲気が生まれ、初対面の人同士でも笑いが絶えない研修となりました。
研修後のアンケートでは、参加型の形式と、実践的な学びに対して多くの肯定的なコメントが寄せられました。
【参加者の声(抜粋)】
✓ 座学だけでなく、ワークを通して実感することで、より理解することができた。
✓ 留学生等、海外の方との関わりはもちろんですが、他部署や役職の異なる方とのコミュニケーションにも活用できると思いました。
✓ 体を動かしたり、自然とグループ内で会話が生まれるようなワークだったため、時間があっという間に感じました。また、バックグラウンドが違うため考え方が違うことは、頭ではわかっていましたが、たとえを出してもらったことで、自分が考えている以上に日本仕様に偏っているという実感できたことがよかったです。
✓ 曖昧な表現を避け、お互いに意思疎通を確認しながら、仕事を進めていきたい。
✓ 相手の見えている文化だけではなく、見えていない部分についてもいろいろな可能性があることを気をつけながらコミュニケーションをとっていきたい。
✓ 「異なる文化をもつ教員や学生と関わるときには、Low Contextで伝える。(曖昧な表現は避ける、Noである場合はハッキリと伝える等)を意識していきたい」。
本研修は、グローバル化が急速に進む大学において、職員の皆様が異文化を理解し、コミュニケーションの誤解を防ぐための具体的な行動指針を提供しました。
職員の国際対応力強化を目指す大学様にとって、楽しみながら実践力を高め、多様な価値観への理解を深められる本研修は、職員研修として大変有用なプログラムです。是非とも当社サービスをご検討ください。
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・これから留学する学生対象の異文化コミュニケーション研修
・留学から帰国した学生向けの留学振り返り研修
・留学生が日本にスムーズに適応するための異文化コミュニケーション研修
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