導入事例case

お知らせ

藤嶺学園藤沢中学校・高等学校様 オーストラリア海外語学研修実施

2022/10/12

藤嶺学園藤沢中学校・高等学校オーストラリア海外語学研修を大学業務支援部(学術コミュニケーション支援チーム)と
語学教育部(英語プログラム運営・開発チーム)が共同で実施しました。
コロナ禍で海外語学研修は2年間中止されていましたが、今回は2年ぶりの再会となりました。

今回の海外語学研修の特長は、渡航前英語学習、渡航前オンライン交流授業、オーストラリア現地研修から成る
三位一体のプログラムを採用したことです。
8月のオーストラリア渡航前に、6月より英語学習、オンライン交流授業を実施したことでオーストラリアでの
滞在期間が非常に有意義なものとなりました。
当社の大学業務支援部と語学教育部が共同することで本プログラムを実現しました。

〈藤嶺学園藤沢中学校・高等学校〉https://www.tohrei-fujisawa.ed.jp/

■渡航前英語学習 「General Tutorial English」 実施期間 6月~7月 全10回
少人数制英会話「General Tutorial English」は、2002年から2020年まで早稲田大学で開講していた正規科目です。
2021年にカリキュラムが改訂され、「Tutorial English」として現在も7学部1学科で必修科目となっています。
講座は、スピーキング力の向上を目的に、
チューター(講師)1名と受講生4名の少人数でレッスンを行うことが最大の特長です。
受講者のみなさんは早稲田大学の正規科目を担当している講師から同じレベルの実践的な授業をオンラインで受講しました。

  

【授業動画】

■渡航前オンライン交流授業  実施期間 6月~7月 全6回
8月の海外研修先、オーストラリア、ケアンズの現地高校の生徒とオンラインで事前交流を図りました。
事前にEメールで自己紹介文を送り、お互いのことをある程度知った上でオンライン交流をスタートしました。
滞在期間中、現地でbuddy(相棒)となってくれる生徒と互いの学校や住んでいる街の紹介、
趣味やクラブ活動等について話し、交流を深めていきました。
渡航前の回ではオーストラリア、ケアンズで行ってみたいこと、やってみたいことを質問され、
藤嶺学園の生徒はそれに対して回答すると共に、現地高校の生徒からアドバイスをもらいました。
渡航に向けて気持ちを高めてオーストラリアへと出発しました。

  

  

■オーストラリア現地研修
渡航前英語学習、オンライン交流授業を経て8月3日〜13日ケアンズにて10日間の現地研修を実施しました。
当初予定していた飛行機が欠航となり、スケジュール変更がありましたが、24名の生徒が現地でbuddyとの対面を果たしました。
研修中は現地高校の寮に宿泊し、ESLおよび現地高校の授業、学校行事などのアクティビティに参加し、
オーストラリアでの学校生活を体験しました。またフィールドワークとして、
フィッツロイ島のウミガメ保護センターや高原列車で行くキュランダ高原など、ケアンズの誇る大自然に触れ合いました。
“ウィズコロナの海外研修”のため、マスク着用や人数制限などもありましたが、
日々の健康観察を行い、陽性者を1人も出すことなく10日間の研修を終えることができました。

本研修の計画は2021年夏にスタートしました。その段階でオーストラリアでは海外からの入国は禁止され、
国際線再開の予定も立っていない状況でしたが、コロナ禍により多感な高校生が海外研修に
行くことができなかった学年が2年あったことを最大限考慮し、感染状況や現地、日本の規定が目まぐるしく変わる中、
準備を進めて参りました。
藤嶺学園様、生徒及び保護者、そして受け入れ先の研修機関など、多くの方々の努力とサポートにより
本研修を実現することができました。
今回の研修に関わられた皆様に感謝申し上げますと共に、
参加された方々が今回の経験を糧に将来グローバルに活躍されることを期待いたします。

  

    

~藤嶺藤沢高校 グローバル教育部様からのコメント~
https://www.tohrei-fujisawa.ed.jp/high/international.html

本校ではおよそ30年前からオーストラリアでの語学研修を実施しておりましたが、
新型コロナウイルスのためにこの2年間中止を余儀なくされてきました。
海外語学研修は英語スキルの向上はもちろん大きな目的の一つでありますが、
異文化に触れ実際に英語を使い海外の方とコミュニケーションをとるという経験により生徒が将来の目標を定め、
学習に対するモチベーションを高めるきっかけになるという、他の行事では得ることのできない効果があります。
この2年間はそのような機会を生徒に与えることができず、歯がゆい思いをしてまいりました。
そのような中、今回早稲田大学アカデミックソリューション社様(以下、WAS)よりお声がけを頂き、
今回のプログラムが実施できたことは本当にありがたく感じております。

今回のプログラムの準備は昨年の早い時期からしてまいりましたが、新型コロナウイルスの影響でさまざまな障害がありました。
「今年の八月の実施は時期尚早ではないか」という意見も内外から聞こえてまいりました。
しかし、WAS様が一つ一つ問題点を解決し、リスクをできるだけ軽減することにより保護者の理解を得て、
何とか今回のプログラムの実施に至りました。

3年ぶりの実施にあたって、本校では新たなる試みも導入しました。
一つ目はより効果的な英語スキルの向上を目的とした「General Tutorial English」の採用です。
4人に一人の教員という超少人数レッスンは、生徒の実際に海外に行くというモチベーションと相まって
確実に生徒たちのコミュニケーション力向上へと導いてくれました。
もう一つが、現地校との事前交流です。
現地校の生徒とオンラインでの交流を実施することで、生徒の現地での交流をスムーズにし
さらに語学研修の中身を充実させることに大きく寄与しました。
事前交流の実施も現地との時差、時間割等の調整が必要で簡単なことではなかったですが、
現地校そしてWAS様の協力により実現することができました。

ご紹介いただいた現地校は素晴らしく、本校の生徒を暖かく迎え入れてくれました。
今回は寮でのステイでしたので、生徒は授業だけではなく食堂やグラウンドなど様々な場所や時間で、
現地生徒と話をしたり遊んだりすることができたようです。これらの経験が彼らの大きな糧になることを期待しております。
改めまして、今回のプログラムが実現できたことはWAS様と現地校のご尽力、そして保護者の皆様のご理解によるものです。
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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