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海外機関からの研究者の招へいをお手伝い ~高等研究所運営チーム~

2022/07/28

高等研究所運営チームです。

当チームでは若手研究者を育成する高等研究所の運営支援の他にも、海外在住の研究者の採用や短期受け入れの経験を活かし、海外研究者の招へいをお手伝いをしています。

文部科学省が推進する事業であるスーパーグローバル大学創成支援などを契機に、国内の大学では、国際化を進めるための取り組みとして、海外教員を雇用、受け入れる機会が増えています。当チームがお手伝いしている早稲田大学においても「ジョイント・アポイント制度」といった研究者が複数機関に所属し、双方から報酬を得ることを可能にする制度を取り入れています。これらの制度を使用して、海外から来校する方たちのビザの取得や、航空券、ゲストハウスの手配などを当社の旅行業務を扱う部署と連携してお手伝いしています。

海外大学に所属する高名な教授を招へいするケースなどでは、個人により条件や要望が異なるため、きめ細かな対応と配慮が求められことが多くあります。

具体的には航空券の日時・使用する航空会社の希望、羽田・成田など国内発着空港などのリクエスト、帯同家族の有無、ゲストハウスの部屋の希望などを確認したり、空港からの移動手段、ゲストハウスへのチェックイン方法の案内なども行います。

また、海外研究者が在住国で日本のビザを取得する際に必須となる「在留資格認定証明書(日本国内で申請)」に必要な情報、報酬を海外送金するための口座情報の提供の依頼や、報酬等への税金を日本国内で免除する租税条約の手続きの案内など、来日にあたり様々な手続きが必要となります。これらの作業を負担に感じられる方もおり、こちらで準備できる部分はあらかじめ対応しておくなど、忙しい研究者の方々に出来る限り負担をかけないように工夫をして進めています。

ここ2,3年は新型コロナウィルスの影響もあり、招へいを予定していたものの来日が難しいケースも多くありましたが、今年に入ってからは入国制限の緩和により、徐々に海外からの受け入れを再開しつつあります。一方で、入国にあたりPCR検査や入国者をフォローアップする管理システムへの登録など、過去にはなかった手続きも必要となっています。入国制限の状況や入国手続きは流動的であり、最新の情報をチェックしつつ、招へい元であるクライアントおよび来日予定の研究者に情報提供しながら対応にあたっています。

時にはなかなか入国が実現しないケースもありますが、来日の際には研究者・クライアントから感謝の言葉をいただいています。

ジョイント・アポイントメント等での受け入れの他にも、国際シンポジウム等で複数の海外研究者を招へいする際に依頼をいただくことも多く、海外からの研究者の受け入れに際しては是非ご相談いただければと思います。

 

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