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担当者に聞いてみました!経理ってどんな仕事?

2024/05/02

 

業務支援室 財務経理チーム担当者です。
「経理の仕事は伝票を入れて集計する」一般的に経理といわれて想像するのは皆さん、どのようなイメージでしょうか。
今回は経理業務内容のご紹介と当社の体制についてご紹介します。

 

多岐にわたる業務内容

 

一口に経理といっても、実は業務は多岐にわたります。
では、辞書にはどう書いてあるでしょう・・・。
経理とは…①金銭・物品の出納の記録・計算・管理。 また、その担当者。 ② 企業の財政状態と経営成績を取引記録に基づいて明らかにし、その結果を報告する一連の手続。また、その技術や制度。(「経理」.新村出.『広辞苑』第7版.岩波書店,2018,p.478.)

基本的に経理は仕入や売上が発生した後の処理です。それを会計基準に従って処理していくのです。
日々の管理はもちろんのこと、支払や入金などの出納処理、貯蔵品の確認や減価償却、税金計算等の積み重ねは月次、年次決算で一定期間ごとに資料としてまとめます。その資料を経営層に報告する業務も、経理には含まれています。
経営層は、経理が提供した資料をもとに、会社の経営状況を把握し、今後の方針や投資等の判断をおこないます。

同じような言葉に「会計」がありますが経理=会計ではありません。
会計にも財務会計と管理会計があり、特に企業内部で何を検討・比較したいかによって独自の資料を作成するのが管理会計にあたります。

つまり、

経理-会計基準に従った処理を行い集計する
会計-経理で集計されたデータを基に独自の資料を作成する

と整理することもできます。

業務体制とそのメリット

 

会社の規模や業種によってその役割はだいぶ変わってきます。大企業は担当が細分化されている事が多いですが、中小企業は広い範囲を担当することが多いです。
当社では事業部門の業務内容が多岐にわたるため、経理でも部門担当制にしており、担当部門の処理を全て間違いがないか、適正な処理であるかをチェックします。

部門担当制の良いところは
・担当部門でどのようなプロジェクトが動いているのか把握しつつ業務ができる
・契約内容から売上・仕入が適正であるかがわかる
・契約から業務完了まで幅広くモニタリングできる

もちろん他部門の動向は各部門担当者間で共有されますが、部門担当者が事前に情報を得ることで法令に遵守した処理が進められます。
業務内容、売上基準も多様な当社では有効な方法だと思います。

近年インボイス制度や電子帳簿保存法の制定により、処理が複雑化し確認事項が増えたため、タイムマネジメントも問題になっています。
何の疑問を持たずルーティンだからやっている作業や、ずっとこの方法でやってきたからという考えは時間の浪費につながりかねません。

同じデータを繰り返し手入力していないか、本当にその資料は必要なのか、システムを有効活用できないか、ミニマルな方法を常に考えていかなくてはいけませんね。


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