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入社1年で実感した研究支援のやりがい:公的研究費の執行管理で研究者を支える仕事とは?

2025/06/24

2024年6月に中途入社して1年が経ったKさんにインタビューをしました。
Kさんは現在、大学業務支援部の早稲田キャンパス研究支援チームに所属しており、公的研究費の執行管理や契約業務など、研究支援の現場で日々奮闘しています。
この記事では、研究支援の仕事に興味がある方に向けて、業務のやりがいやチームの雰囲気、未経験からの挑戦について詳しくご紹介します。

研究者を支えたいという思いから、大学の研究支援業務へ

こんにちは。2024年6月に中途入社し、ちょうど1年が経ちました。
前職は大学とは関係のない企業に勤務していましたが、自身も大学院で研究を行っていた経験や、大学教員の知人から多忙な現場の話を聞く中で、「研究者が研究に集中できるよう支えたい」という思いが強くなり、当社への入社を決めました。

現在は、大学業務支援部早稲田キャンパス研究支援チームにて、公的研究費の契約締結および執行管理を担当しています。今回は、研究支援の仕事の内容や、チームの雰囲気、やりがいについてお話しします。

 

公的研究費の執行管理とは?研究者の挑戦を支える裏方の仕事

私が所属する大学業務支援部早稲田キャンパス研究支援チームでは、主に人文系の研究を対象に、公的研究費の契約締結や執行管理、経理報告などを行っています。公的研究費とは、国や自治体、国立研究開発法人(例:NEDO〈新エネルギー・産業技術総合開発機構〉やJST〈科学技術振興機構〉)などから支給される公的研究費で、大学や研究機関の学術研究を支える重要な財源です。
また、民間企業との共同研究に関する資金管理も担当しています。

先生方が研究に集中できるよう、契約内容の確認、経費の執行、予算の執行状況のチェック、報告書の提出など、日々の業務を通じて研究活動を支えています。

 

未経験からの挑戦でも安心!学びながら成長できる職場環境

入社当初は、公的研究費の執行管理に関する知識がなく、分からないことだらけでした。大学の研究費執行ルールに加え、資金元である委託元のルールも遵守する必要があり、最初は戸惑うことも多かったです。
しかし、配属後すぐに丁寧な研修があり、業務の基礎をしっかり学ぶことができました。その後も定期的に勉強会や研修、情報共有の場が設けられており、継続的にスキルアップできる環境が整っています。

チームメンバーは穏やかで優しい方が多く、相談しやすい雰囲気があり、落ち着いて業務に取り組めています。未経験でも一歩ずつ仕事を覚えられる環境があり、日々の業務が自信と成長につながっています。

 

契約業務の先に見えた、研究と社会をつなぐやりがい

入社して間もない頃、ある研究契約の業務に携わる機会がありました。契約調整を通じて研究の概要には触れていたものの、当初はその研究が社会とどうつながっているのか、イメージが湧きませんでした。

そんな中、研究に関する会議に同席させていただく機会があり、研究者の先生方がどのような課題意識を持ち、どんな未来を見据えて研究を進めているのかを直接聞くことができました。契約書だけでは見えなかった研究の背景や社会的意義が一気に立体的に感じられ、「自分の仕事が、誰かの挑戦を支えている」と実感しました。

契約や研究費の執行管理といった裏方の業務ではありますが、研究を支え、その成果が社会に貢献していくプロセスの一部になっていることに、大きなやりがいを感じています。

 

これからの目標|研究者が安心して研究に打ち込める環境を支えたい

まだまだ学ぶことは多いですが、1年を通じて少しずつ業務の全体像が見えてきました。
今後は、よりスムーズに契約や執行管理を進められるよう、知識と経験を積み重ねていきたいと思っています。そして、研究者が安心して研究に打ち込めるよう、縁の下の力持ちとしてしっかりと支えていける存在を目指しています。


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