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ムーンショット型研究開発プロジェクト支援のご紹介

2022/02/02

社会連携企画部、教育研究コンサルティングチームです。

私たちのチームでは、研究プロジェクトの運営支援サービスを行っております。
私たちはこれまでに数多くの研究プロジェクトの運営支援に携わらせていただきました。
今回は、現在私たちが取り組んでいるムーンショット型研究開発プロジェクトという大型プロジェクトについて、具体的にご紹介したいと思います。
大型プロジェクトの運営支援についてご興味がありましたら、ぜひ参考にしていただければと思います。

内閣府が実施しているムーンショット型研究開発制度というものがあります。私たちは、その事業における目標5「2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出」のうち、早稲田大学の竹山春子教授がプロジェクトマネージャー(PM)を務める研究プロジェクトの運営支援を行っています。今回は、ムーンショット型研究開発制度と私たちの業務内容について簡単にご紹介します。
ムーンショット型研究開発制度とは、我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する新たな制度です。

<ムーンショット型研究開発制度の目標>
全ての目標は「人々の幸福(Human Well-being)」の実現を目指し、掲げられています。
将来の社会課題を解決するために、人々の幸福で豊かな暮らしの基盤となる以下の3つの領域から、具体的な9つの目標を決定しています。
社会:急進的イノベーションで少子高齢化時代を切り開く。[課題:少子高齢化、労働人口減少 等]
環境:地球環境を回復させながら都市文明を発展させる。[課題:地球温暖化、海洋プラスチック、資源の枯渇、環境保全と食料生産の両方 等]
経済:サイエンスとテクノロジーでフロンティアを開拓する。[課題:Society5.0実現のための計算需要増大、人類の活動領域拡大 等]

<ムーンショット型農林水産研究開発事業について>
農林水産省では、ムーンショット目標のうち、目標5「2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出」を達成するため、研究開発構想を策定し、ムーンショット型農林水産研究開発事業を実施しています(プログラムディレクター:東京農工大学学長 千葉一裕 教授、管理団体:生研支援センター)。
参考:https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/moon_shot/index.html

<目標5 竹山プロジェクトについて>
目標5の本格課題の一つとして早稲田大学の竹山春子教授がPMを務める「土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築」プロジェクトが採択されました。
竹山プロジェクトでは、土壌微生物叢アトラス、作物、環境制御・測定、社会科学、栽培マネジメントの5つのサブグループにより研究体制を構築し、土壌・植物・環境の3つの要素を正確に把握し、それらの相互作用を理解し、制御することを目指します。また、「循環型協生農業プラットフォーム」を基盤として、土壌の健康管理を行う栽培マネジメントが可能なシステム作りを推進することで、産業展開を見据えた農業イノベーションを図ることとしています。
参考:https://www.microbe-soil.sci.waseda.ac.jp/


<WAS業務内容 ―コンソーシアム設立・運営支援―>
WASは、竹山プロジェクトの代表機関である早稲田大学と、大学や企業、国研等18の機関で構成するコンソーシアムの設立・運営にかかる以下の業務を行っています。
・各種書類とりまとめ
・コンソーシアムが作成する各種書類の作成支援業務
・各種会議運営支援
・コンソーシアム主催の各種会議についての業務
・生研支援センター主催の各種会議についての業務
・情報管理、情報共有関連業務

大型プロジェクトの運営支援にご興味がありましたら、ぜひ私たちにお任せください!

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