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「早稲田こどもフィールドサイエンス教室 in 隠岐」を開催しました!

2022/11/02

社会連携企画部リカレント教育チームです。
当チームが子ども向け事業として運営している「早稲田こどもフィールドサイエンス教室」で実施した特別プログラムについてご紹介します。

「早稲田こどもフィールドサイエンス教室」は虫やサカナ、植物や化石など大自然の中にある様々なものを子どもたち自身で見つけて五感を使って観察する野外特化型の理科教室です。普段の教室活動では関東近郊の様々なフィールドに赴き日帰りで野外活動を行っていますが、今回は宿泊を伴う特別プログラムを実施しました。

「早稲田こどもフィールドサイエンス教室 in 隠岐 ~陸から・海から・空から体感する地球の成り立ち」と題し、島根県隠岐諸島島前にて2泊3日(9月23日~25日)で、SDGsや環境問題を楽しく学ぶためのプログラムを組み立てました。
多くの方にお申込みをいただき、年長児から小学4年生までのお子さまとその保護者様の14組32名の方にご参加いただきました。

◆隠岐でのアクティビティのご紹介◆

1日目は隠岐諸島島前にある知夫里島にてアクティビティを行いました。絶景スポットでもある赤ハゲ山頂での参加者自己紹介をはじめとして、赤壁の地層見学、長尾海水浴場での磯の生物観察などを行いました。家庭でもなかなか訪れることができないその雄大な自然を目の前に特別プログラムならではの体験を参加者に味わっていただきました。
宿泊地は隠岐諸島島前の中ノ島にある島宿と呼ばれる3つの民宿に分かれて参加者に宿泊いただきました。ホテルや旅館とは異なる民宿ならではの交流を通じて、参加者同士の距離が縮まる様子がうかがえました。


赤壁の地層

磯観察の様子

2日目は中ノ島の風呂屋海岸にてアクティビティを行いました。漂着ごみ探検隊として、海岸に流れ着いたゴミを拾い、ゴミの発生源について考察するとともに、綺麗に見える海岸の砂を水槽の水の中に入れるマイクロプラスチック実験を行いました。実験の結果に子どもたちだけでなく保護者の方々も興味津々な様子が印象的でした。さらには漂着ごみが海洋生物に与える影響を肌で感じてもらうため、参加者にウミガメの恰好をしてもらい漁網から抜け出せるか実際に体験をしてもらいました。
午後からは中ノ島内で場所を移し、その日の夜に食べる食材を自分たちで捕まえるフードハントとして竹竿での釣り体験や、イカの一夜干しを作る「しいしび作り体験」を行いました。夜のバーベキューでは参加者全員で島の食材とともに、自分たちが捕まえた魚や作ったイカの一夜干しを焼いて食べました。普段家では食べないイカも自分たちで作ったから食べてみたいというお子さまもいて、このプログラムを通じて成長される姿を目の当たりにすることができました。


漂着ごみ探検隊

ウミガメ体験

しいしび(イカの一夜干し)作り体験

イカの一夜干しを焼く様子

3日目の最終日には、海中遊覧船に乗り、海上や海中から島の成り立ちを体感した後、最後のアクティビティとして、三日間の振り返りを行いました。
振り返りの中で参加者にはプログラムを通して感じたこと気付いたことを発表してもらうことで、楽しいだけではない、気付きを通じた学びの機会にしてもらいました。それぞれの参加者で気付いたこと、感じたことに違いが見られ、同世代の参加者の発表から刺激を受けてあらためて気付くことも多かったものと感じています。


海中遊覧船の様子

◆参加者の声◆

プログラム終了後、参加者14組中11組の方にアンケート回答をいただくことができました。
その結果、プログラムの満足度についてすべての方に高評価をいただくとともに91%の方に最高評価をいただくことができました。
アンケートの中でご回答いただいた内容の一部を抜粋してご紹介します。

・隠岐ならではのアクティビティが満載で、子どもも大人もとても楽しく隠岐とみなさんとの旅を満喫しました。
・自力では子どもに体験させてあげられないような内容だった。親も子どももとても楽しかった。
・なかなか足を延ばしがたい場所で、他では経験しがたい活動内容が、十分な配慮をもってコーディネートされていた。
・息子も仲の良い友達もでき、普段の旅行ではできない体験ができて、海のごみや地形のことなど、興味を持ったようです。プログラムの途中も「楽しい楽しい」と言っており終わってからは「また行きたい」と言っています。
・お昼に捌いたイカや釣った魚をバーベキューにする企画は子供も非常に喜び、また食育の学びにもなったと思います。
・隠岐特有の自然地理・文化・環境など、実地で触れることができたことは貴重な体験でした。スタッフのみなさまによって、非常によく考慮されていることが感じ取られました。親にとっても有意義な内容を企画していただいたことに感謝いたします。

コロナによる自粛ムードが定着していた中、こうしたプログラムを企画させていただき、また興味をもってご参加いただけた皆様にあらためて感謝いたします。
これからも学びと旅行を掛け合わせ、当社独自のワクワクした体験ができるプログラムを企画していきたいと考えています。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

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