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着想を形にする、イラスト制作

2020/07/24

グローバル事業支援チームでは、教育研究事業の申請や参加者募集、評価など、様々な場面でイラスト制作を依頼されることがあります。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大下で奮闘する公共交通事業者様の取組に微力ながら協力しましたので、ご紹介します。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、医療機関はもとより、小売業や飲食業、旅行業、文化事業など、各界がこれまで経験したことのない状況に置かれています。誰しも、手の届く範囲で何かしらの協力を、と思って行動されていらっしゃることと思います。筆者は自動車免許を持たず移動手段を鉄道やバスなどの公共交通機関に頼っていますので、特にバス業界において「交通崩壊」が起きかねない状況は、特に身近な問題として感じられました。

公共交通は、緊急事態宣言下や自粛期間においても社会活動を維持する事業のひとつとして運行を継続することが求められました。同時に、密閉空間ともいえる車内での感染拡大防止の取り組みも求められ、各社、前例のない状況に対して手探りの状態にありました。有志で構成された「交通崩壊を止める緊急フォーラム運営委員会(代表:東洋大学岡村敏之教授)」がいち早く様々な支援活動を進めていましたが、その中で、当該委員会メンバー福本雅之氏(合同会社おでかけカンパニ―)の手書き図案(図1)を清書する協力者を探していましたので、手を挙げさせていただき、図案データ(図2)をご提供しました。

図1 手書き図案

図2 図案データ:横長版の他に、2段組版、ご協力のお願いを中心とした版も作成しました

 

ポスターの内容は事業者・利用者の双方の視点から書かれています。事業者側の視点では、「緊急事態宣言下においても外出が必要な方のために、お客様の安全・安心を確保しつつ運行する取り組み」、利用者の視点では、「乗車時に安全・安心のため利用者に協力していただきたい事項」を示しており、お互いの協力を促しています。デザイン面では、社内協力メンバーの発案で、フォントや色にユニバーサルデザインを取り入れています。各交通事業者が状況にあわせてピクトグラムを取捨選択できるように工夫、改変自由としたこともあり、本稿執筆時点で、約50の団体・事業者に採用していただきました(例えば、深川市沼津市のウェブサイト上など)。全国広く展開されていますので、御覧になった方もいらっしゃるでしょうか?また、国内にとどまらず、JICAを通じて、カンボジアのプノンペン市営バスにも掲示されています(JICA Facebook)。

今回はピクトグラムで制作しましたが、教育研究支援の場では様々なタッチでイラストをご提供しております。「イメージはあるけど、なかなか形にできずに諦めている」「教育研究の内容がうまく伝わらず、納得のいくものを作ってもらえない」という経験をお持ちの方は、ぜひ一度、ご相談ください。

 

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