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図書館におけるラーニングコモンズ

2020/04/03

図書館チームでは早稲田大学図書館のカウンター業務を中心に、図書整備業務、ILL業務、図書受入業務を行っています。
利用者により近いフロントオフィスの第一線として、すべての利用者に「適切で迅速なサービス」、利用者のことを考えた「ホスピタリティのあるサービス」を心掛けながら、開館から閉館までの全時間帯における、安定した図書館運営をサポートしています

 

学術リテラシー事業部図書館チーム淺井です。

今回は図書館におけるラーニングコモンズをご紹介いたします。

 

図書館は従来、J.L.ボルヘスが“ある秩序が支配する静謐な場”と表現したにふさわしい空間であり、おしゃべりはもとより、下駄で来館した学生にスリッパに履き替えてもらうほど、騒音に対して厳格な施設であったわけですが、アクティブ・ラーニング、ラーニングコモンズといったキーワードを耳にするようになって久しい昨今、早稲田大学図書館も各キャンパスの図書館で、ラーニングコモンズやグループ学習室が続々と新設されています。

 

これらのラーニングコモンズはWaseda Vision150でも示される問題発見・解決型教育に合わせた、対話重視の学習を支援するための空間です。早稲田大学中央図書館では、2018年から段階を踏んで各エリアでコモンズがオープンし、新しいエリアは人気が高く、学生たちが活発に討議し合い、いつも賑わっています。

一方で、これまでのように静かに集中して学習したいという利用者のためのエリア(サイレントリーディングルーム)も存在し、全館が静謐であった図書館は、ゾーニングの考え方を取り入れ、利用者の時々のニーズに合うような空間へと進化しています。

 

そこで、改めて図書館に設置されたラーニングコモンズの意義を考えてみると、学内にある他のコモンズとの大きな違いは、やはり図書館が所蔵する資料を使った調査や研究にあると思っています。インターネットから得られる情報は便利。どこでだって仕事も勉強もできるような時代ですが、出版物のもつ情報の確からしさ、参考図書と呼ばれる辞書や辞典、目録の持つ価値を知り、ツールを目的に合わせて使い分けることが重要だということを、図書館で日々働く者として、大学生のみなさまにお伝えしていけたら嬉しいと考えています。

 

現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して世界中で様々な対策がとられていますが、図書館でもグループ学習室を閉室しています。一日でも早く、活気あるラーニングコモンズが復活してくれることを祈っています。

 

 

図書館チーム淺井

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