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「大学職員の人材育成」は企業の人材育成とは違う?

2014/06/20

本日のテーマは「大学職員の人材育成」。
人材育成担当ぱくと、Web担当さとうでお送ります。
よろしくお願いします!

「大学職員」には、一般ビジネスマンとは異なる武器が必要!

「職員人材育成コンサルティング」は、
大学で働く職員の方々のスキル形成をサポートするサービスです。
職員個々人だけじゃなくて組織全体をいかに活性化させていくか、
研修とかOJT支援とか、あるいは組織変革なんかもお手伝いしています。

具体的に、どんな支援をしてくれるんですか?

「研修の内容を企画して、講師をお客様のもとへ派遣して、
研修を実施するところまでを手掛ける……」というのは
研修やセミナーを手掛ける会社ならどこもやっていることですが、
前回の記事にもあったように、
当社は大学の現場や実情をよく知っている、というのが強みですね。
だから、大学の現場という目線がコンテンツに反映されます。

研修プログラムの時点で、大学と企業の違いがそんなに影響してくるんですか?

大学という組織と一般企業とでは、意思決定のプロセスなどが大きく違うんです。
企業はなんといっても「売上」や「利益」が判断の基準になるので、
ピラミッド組織の中で比較的合理的な意思決定を行いやすい。
一方大学には「職員」というピラミッド組織だけでなく
教員も意思決定を行うという構造の複雑さがあり、
しかも「利益」のような明確な判断基準だけではない。
さらに、ビジネスに比べて、教育は結果が出るのに時間もかかります。
というわけで、合理性だけでは決定できない場面が非常に多いんです。
「大学では新しいものを受け入れられにくい」と言われることも多いのは、
こういう背景があるんです。

なるほど、大学という組織の中で新しいアイディアを出し
実現する人材を育てるには、大学に即した研修が必要ということですね。

「大学職員」には、それを突破するための特有の武器を授ける必要があるのです!

特有の武器とは?

たとえば、ベタですがやっぱりコミュニケーション能力はかなり重要です。
昨今コンフリクト・マネジメントというスキルが注目されるようになっていますね。
弊社で実施している個人参加型セミナーでいうと、
対立を乗り越えWin-Winを実現するコミュニケーション強化セミナー
なんていうのがあります。
教員、学生、企業人、保護者、校友、地域住民など
多様な立場の方とやり取りする必要のある、大学という難しい組織の中で、
前向きに合意形成していけるスキルをこんなセミナーで身につけていただけたら。
seminar

対立を乗り越えたうえで、お互いの利益を満たすためのスキルですね。

あとは……いろいろ企画していますが、私が絶賛研究中なのが「策略力」!

悪そうですね!

策略って言うとなんだか悪く聞こえますが、
シンプルな話、意思決定権者にどう納得してもらい、
認めてもらって自分たちのビジョンを実現していくか、ということです。

これからの10年、大学はビジネスの世界以上の変化スピードにさらされる

独自企画だけでなく、こんなスキルを身に付けたい、
というご相談に応じて研修を組み立てたりも?

個々の大学の課題に合わせて、研修の内容を
SD(スタッフディベロップメント)担当者の方と一緒に考えていきます。
当社はビジネスの知見を、大学の職場にフィットするように翻訳していきます!
「民間の事例は、大学には参考にならん!」なんて思っている方もいらっしゃいますが、
大学の外のグッドプラクティスはどんどん取り入れていく必要があると私は思っています。

具体的には、どんな研修を企画したんですか?

某大学での話ですが、中堅職員の判断力を育てたいという要望がありました。
ですがミーティングをするうちに、本当の目的は判断より前の段階、
新しい取り組みを自発的に行ってほしいという部分にあることが明確になって来て。
そこで、「まず動く」「動いた結果をきちんと検証し、良いものも悪いものも必ず次に活かす」
という考え方、「リーンスタートアップ」とか言いますが
民間のスタートアップの知見を使いながら、コンテンツに仕立てて提供した例があります。
「大学で何か始めよう!」ってなったときに、さっきもいいましたが、
大学だと、なにをもって成功かよくわからないわけです。
だから、個人の思いが先走ってしまったりするのですが、
それだけじゃなくて、きちんと顧客に求められるものを科学的に検証しながら提供しようという、
言葉にすると当たり前のことですが、
それを実現するために必要なテクニックを学んでいく研修です。

レディメイドの研修プログラムと、
ご要望に応じて、一緒に考えながら構築するオーダーメイドのプログラムがあるわけですね。
example

そのとおりです。
スタッフディベロップメント推進自体、大学業界で本格的に始まったばかりなんですよね。
だから、まだ我々が気付いていない課題も、今後もっと出てくると思います。
変化も速いし。

速いですか。

超はやくなると思います。ビジネスの世界以上に。
というか、大学が抱えている課題は、ビジネスの世界と比べると遅れていると言われていますが、これからの数年ですごい勢いでその遅れを取り戻していくと思いますし
そのプロセスで出てくる課題はこれまでとまったく違ったものになると思います。
これからの数年でその遅れを取り戻せたらうれしいし、それに当社も寄与したいと思います

ただ、ビジネスに比べて「遅れ」というとネガティブな言葉ですが、
大学にとって大事にしなければならないものはきちんと尊重しながら、
「大事にしなければならないもの」を守るため、発展させるために、
大学という経営体を変えていくことを支援していきたいと思っています。

そのためのオーダーメイド、承ります!

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